山で暮らせば・・・ブログ

上高地の山荘での暮らし、山を想いながらの街での暮らし、山歩きのことなどをゆっくりと書いていきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

楽しみの「生産者」に(2)

そんなふうに思ったのも、信州で暮らすようになったからだろう。
実家の辺りは会社に通勤している家庭ばかり並ぶ新興住宅地にあったが、信州では家の近くに畑や田んぼがあり、小さな工場があったり、お店を営んでいる家があったり、身近なところに生産の場があり、何らかの形で生産に関わっている人が多い。

食べ物はお店で買っているが、畑でとれた野菜をいただくこともあるし、自分で山菜やキノコを採りに行くこともある。「買う」だけでない、いろいろな形で暮らしが成り立っている。

豊かな自然にも恵まれているので、ゲームセンターや遊園地に行かなくても四季それぞれの楽しみがある。
食物の生産者になるのはそう簡単ではないが、せめて自分たちの楽しみくらいは「生産者」でありたい。自分で創ることの喜びや楽しみを見直したいと思う。
スポンサーサイト

楽しみの「生産者」に(1)

久しぶりに関西に帰省したときのこと。
実家のすぐ近くに巨大なショッピングセンターがオープンしていたので行ってみた。工場のような大きな建物の中には、5フロアのスーパーのほかに、おしゃれな店構えの専門店やレストランが100店以上も入っていた。
それまでは大阪の繁華街まで出かけなければならなかったような特別な買い物もできるようになり、周辺の町からも多くの人が集まりにぎわっていた。

歩いても歩いてもさまざまな商品がきれいに飾られているのだけど、なぜか不思議なことにワクワクしなかった。むしろ、魅力的なモノがありすぎて、都会の人は何かを買わずにはいられなくなって大変だなと思った。

もちろん私たちは食べ物とか日常の必需品を買って暮らしているのだけど、それ以外の趣味とか遊びの領域までもが、都会では商品を「選ぶ」「買う」という行為に置き換わっているように感じた。

生活の隅から隅まで消費することで成り立っていて、まさに「消費者」という呼び方がぴったり合う。そのショッピングセンターには子供をゲームコーナーで遊ばせるために、わざわざ出かけてきている親子もいた。
自分で創ることの喜びや楽しみはどのくらいあるのだろうか。(続く)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。